2016年8月4日木曜日

デルジェスさん、裏板作り直し。最初に使った板は、表面にフシが出てきてしまったので、もったいないけど、とりあえずボツ。もともと趣味で楽器を作っていたというクレモナの駅長さんが持っていた木らしく、30年は寝ていると聞いていた。かなり軽くて、叩いた感じもよかったので残念だ。
代わりに、新しく出してきた裏板、これも25年寝ているという話で去年購入したもの。ミラノの亡くなられた職人さんが所有されていたもので、自宅とは別の材木置き場まで、奥さんに案内してもらって行ってきたのだが、ものすごい量の材料が半地下のようなところにあった。すでにイタリアの職人さんたちがたくさん買っていかれたあとだったそうだが、それでも度肝を抜かれるような量だった。
奥さんは、私の名前がアヤだとわかった瞬間から、足に物を落として痛がるというジェスチャーをし、「アイヤー!!アイヤァ!」と言っていた。しかも、私がウケるものだから、一体何回やるねん!というくらい繰り返していた。